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物語作文「イッサとユカイな仲間たちエピソード1」(作文道場)

『イッサとユカイな仲間たちエピソード1』ジョージ・ビヨーン(小5)

ーまえすじー

とある時代の、とある場所でガンダーラ人の勇者テュロックはドロイドの武装集団と一人で戦っていた。そしてそれから百年後、テュロックのひ孫、アバディン・アンガス(ジェマイ)は、幸せに暮らしていた。そのころ、宇宙のはてで、ドロイドたちがカッシーニ帝国を作り、幸せに暮らしていたジェマイであるガンダーラ人たちに悪の手がしのびよる。そんななか、アバディン・アンガスの娘ブータが帝国にさらわれる。帝国の存在を知らないガンダーラ人に悪の手がついにやってきた。ジェマイたちと兵士コマンダー・クリーニンがひきいる大部隊がカッシーニ帝国に立ち向かう。

ー序ー

ガンダーラ星時間32時、アバディン・アンガスはたまりたまった書類のなかでうもれていた。そのとき、フェルトが鳴った。アバディンはボタンを押した。コマンダークリーニンの声が聞こえた。

「ブータのいる場所がわかりました。」

アバディンは眠気がふっとんだ。

「どこだ!?」
「セクター15372です。」
「座標を確認だ!」
「了解」
「今から緊急会議を開く。」
「はい。」
 アバディンはフェルトを切った。
 
30分後。
ガンダーラ星の軍事関係者らとアバディンが会議室にあつまった。
アバディンはこう言った。

「ブータのいる場所がわかりました。セクター15372であります。」

会議室がどよみきだった。
コリン長官はこう言った。

「確かな情報だろうな、アバディン。」
「はい、確かです。」
コリン長官はみけんにしわをよせたまま黙り込み、深くため息をついた。

「長官」アバディンは言った。
長官はとうとう口を開いた。

「全員、戦闘準備。クリーニン、部下を率いて第一デッキ集合。アバディン、戦闘機を準備してファイター発信用意。モリン、大型空母に戦車を用意しろ。我々は今からカッシーニ帝国前線基地を攻撃する。」



ーその2ー

アバディンは大型空母の司令室にいた。敵の基地まであと宇宙3000キロメガの地点に達した瞬間、警報が、
「ビービービービービー」と鳴りだした。
パイロットクローリーから
「前方に、敵の艦隊発見。」と連絡がきた。
スピーカーからコリン長官の声がひびいた。

「全スターガンシップ、全レーザー砲、発射準備。狙え。撃ち方はじめ!」
この一声とともに、ババババー、ビービーという音が聞こえた。
遠くの方で、敵の宇宙戦艦の爆発する光がみえた。
アバディンは、戦闘機のコックピットに飛び乗って、仲間と共に敵戦闘機に立ち向かっていった。
アバディンは戦闘機の高度メーターを見た。
高度3000メートル、時速693キロメートルだった。アバディンは、これなら敵戦闘機に見つかるはずはないと思った。

アバディンの部下、おちゃらけ組のテス、モンテ、クリスの三人がメシの話をしはじめた。モスが、
「オレはカレーアイスがいいなあ。」と言った。
モンテが、
「カレーアイスだって!?オレは、カレーライスにハチミツだなー。」
続けてクリス。
「いやいや、オレはカレーにわさびをいれるなー。」
30分以上メシの話で盛り上がっていると、
「こらっ、お前ら、任務に集中しろ。」副隊長だ。
「ホーイ」
すると、チームのなかにいる女性隊員ミチカがアバディンに、
「隊長、後方11時の方向に敵発見。ソナー探知しますか?隊長!」
「ああ、ソナー探知開始。ミチカ、敵の機体型は?」
「はい。おそらくカッシーニ帝国の主力戦闘機USSコルセリだと思いますが。」
すると副隊長が、
「ソナー探知終了。USSコルセリではなくて、新型戦闘機モスキートです。」
「なんだって!」全員が叫んだ。
「モンテ」副隊長がモンテを呼ぶ。
「はい、なんですか。」
「レーダーを見ろ。」
「はい。え、えっと、前方300キロメートル地点に敵30機ですけど。」
「ぬわんだってぇぇー!!」と副隊長。
アバディンが、
「よし、我々は、ガミガ攻撃部隊に合流しよう。おい、クリス。」
「はい。」
「無線をガミガの部隊にいれろ。」
「はーいっと。・・無線、ガミガにつなぎましたー。」
「よしっ。」
アバディンは、ガミガと通信をはじめた。
「えー。こちら第一偵察部隊。ガミガ、どうぞ。」
「えー。こちらガミガ。アバディン、どうぞ。」
「はい。前方に敵30機発見のため、そちらに合流してもよろしいですか。どうぞ。」
「えー、合流よろしく。どうぞ。」
「では、合流します。どうぞ。」


ーその3ー

そのころ、隣の惑星地球では、太陽が膨張し太陽の表面が地球に接近したせいで温度があがり、氷が溶け、高さ100メートルの建造物さえ水にうもれていた。さらに、地球はギャングたちが暴れる無法地帯になってしまっていた。しかしそれを倒すために立ち上がったのが「アブラハムは7人の子」という組織だ。チームは、リーダー、ブリケランド、オペンハンマ、そしてエラヌトテネス・メルセウス、アルバテグニウス、シイオルコフスキーと、でかのアリストテレス、ポンドニウスだ。ギャングたちのなかにも特に悪に染まっているチームがある。うわさでは、帝国カッシーニの裏部隊と言われている、その組織は、「バシコルトタン」だ。カッシーニ第2惑星偵察部隊アスクラウスエス・アルカディア、アキラレアベラニ、ガニスチュピシェフ、ウールガウール、ヌリメガヘニザ、アルテミス、アフロディーテ、ヘロービックハロ、ロッシーローボたちが、この組織からガンダーラの動きを探りだし、本国カッシーニ帝国に連絡していたのであった。しかし、ガンダーラは隣の無法地帯の惑星に監視されているとは思ってもみなかったのである。だから、ガンダーラ軍がカッシーニ帝国前線基地を攻めることは筒抜けであった。

実は、カッシーニ帝国は、水星の第三基地から、ガンダーラ軍を挟み撃ちにする作戦だ。アルテミスは今日も「アブラハムは7人の子」を倒す作戦を静かに練っていた。

「そうだ、『アブラハムは7人の子』の本部に部下に言ってロケットミサイルをぶちこんで挑発させよう。」とにやにや笑いながらボタンを押した。すると、ドアが音もなくスーっと開いた。現れたのはロッシーロボだ。
「お呼びですか。」
「ああ。『アブラハムは7人の子』破壊作戦のことだが、ロケットミサイルはあったかな。」
「はい、たしか。対空式超高性能タレット38ミリ砲がDE398地区3BCR区画にあります。それがどうかしましたか。」
アルテミスはさっきとは違うボタンを押した。またドアがすーっと開き、兵士が入ってきた。
「DE398地区3BCR区画にあるロケットミサイルをとってこい。」
「はい」と言って兵士は扉の向こうに消えていった。
「そ、それをア、アブラハムの作戦に使うのですか。」ロッシーロボがおびえながら言った。
「そうだ。いけないのか!!」
「い、いいえ・・・でも、ミサイルの破壊力が高いので、我が軍にも被害が出るのではないかと思いまして・・。」
「それは問題ない。」
「あ、はい。分かりました・・。」

数時間後。
兵士がアルテミスに報告しにきた。
「ロケットミサイルを取ってきました。」
「よし。それでは砲台につめたまえ。」
「はい、わかりました。」
「それでは、うてーー!!!」

ドゴーーーーーン!!!

ものすごい音と共にミサイルは発射された。


ーその4ー

「ふう、やっぱり戦闘のあとのメシはうめー。」とモンテ。

「やー、アイスカレーうめー。」とクリス。

「クリス、お前の舌どうかしてるんじゃないか。」
「おいおい、モンテ、オレは「アイス辛い」と言ったんだ。アイスカレーなんて誰もくわねえよ。」
「おい、隊長がきたぞ。」
そこにアバディンがやってきた。
「みんな、作戦会議室に集まってもらいたい。」
「はいっ。」

そして10分後。
「みんな、今長官から地球にカッシーニ帝国の基地があるという情報が入った。」とアバディンが言った。
「えー、あのきったねえ地球に、カッシーニがー!」とモンテが叫ぶ。
すると、アバディンが、
「まあまあ、その地球に『アブラハムは7人の子』という軍団がいて、カッシーニにやられそうなんだそうだ。そこで『アブラハム〜』はガンダーラに助けを求めてきたんだ。そして、おれたち5人が兵士輸送船で一気に120人のガンダーラ軍を送って帰る。それで任務終了だ。しかし、その前に、偵察に言ってこいと言われた。」
するとクリスが、
「それは誰がいくんですか。」
「私たちだ!!」アバディンが叫んだ。
「えーー」おちゃらけ組が叫ぶ。
「そりゃもちろんだろ。」
「さっき、宇宙空間に行ったばっかりだったじゃないですか。」とクリスが言う。
「さいあく」とモンテ。
「まあまあ」とアバディンがたしなめてから言った。
「よし、そうときまったらトイレに行って30分後に戦闘機出発室に集合。」
するとクリスが
「トイレに行ってって。小学生の遠足じゃないんですよ。わかってますってばー。もぉー。」
するとそこに長官が入ってきた。
「アバディン、カッシーニん前線基地への攻撃は一時中止だ。思った以上に我々の方も打撃があったのだ。」
「はい、分かりました。では地球偵察に行くのですね。」
「もちろんそうだ。」
アバディンの後ろでモンテがため息をついた。

そして30分後。
トイレに行ってから全員集合した。そして戦闘機に乗り込み地球を目指して旅立った。



(その5につづく。)