V-net教育相談事務所

国語力を育て、壊さない受験教育を実践します。

読書のワークショップ

今田先生による読書指導のグループレッスンです。
真の読解力は読書によって養われます。そして同じ本を読んだ誰かと意見を交わし、さらには意見を文章に書く。つまり読解力、発言力(思考力)、文章力。この三つの力こそが国語力の、いえ知性の〈核〉となるものです。このワークショップでは、こうした知の土台となる力を、読書を通して身につけていきます。

担当講師:今田剛士
開講日時:土曜日16:30〜
お申し込みはこちらから

読書のワークショップとは?

読書が知性の土台をつくる
このレッスンの目的は、第一に子どもたちに本を読む楽しさを知ってもらうことです。何となれば、読書こそが読解力、思考力、文章力の確かな基盤となるからです。そのため「読書のワークショップ」では、まずたくさんの物語や文章を読んでもらいます。またガイド役の教師の問いかけなどに応えるなかで物語をより深く味わう方法を学んでいきます。

読書体験を共有し議論する力を養う
多くの人が読んだ本の感想を誰かに言いたくなったり同じ本を読んだ人と意見を交わしたりした経験があるはずです。つまり読書とは本来、仲間との議論の出発点となる体験だったのです。「読書のワークショップ」では、そうした読書体験の共有の仕方を学びます。

文章の多様な解釈にふれる
優れた物語とは本来、いろいろな解釈ができるように作られています。ところが現在の教育は、いつも子どもたちに「正解」を押しつけようとする。「読書のワークショップ」では、むしろ様々な「誤読」を歓迎します。文章には多様な解釈がありうることを知ることで、「正解」にとらわれずに自由に考える力を養います。

自分の考えを文章として書く
読書がいろいろな知識をインプットする行為なら、やはり同時にアウトプットすることも欠かせません。とはいえ、漠然と感想を書けと言われても困るでしょう。「読書のワークショップ」では、物語や文章を共有した上で、主に読み解く際に生じた疑問や、意見が分かれた課題について文章にしてもらいます。

レッスンの内容

①読書を共有する
毎回、小説や絵本、論説記事などを、教師による読み聞かせ、あるいは教師および参加者の音読により一緒に読み進めます。
またガイド役の教師による問いかけ・参加者の応答を通じて、物語の内容への理解を皆で深めます。

②文章について議論する
物語や文章の解釈や展開予想、テーマなどについて参加者全員で話し合います。
特に読了後、物語のキーポイントになるような問いを一定の時間、議論します。ただし、「答え」を一つに絞るようなことは決してしません。

③意見を文章として書く
毎回、物語について議論した内容や、それについての自分の意見を作文として文章にします。もちろん作文の書き方や内容については、教師が指導、アドバイスします。
できあがった作文は、発表してもらい、場合によってはその内容について、再び参加者で議論します。

④読書を習慣とする
レッスン外でも、自宅などで年齢や読書力に応じた長・中編の小説等を読んできてもらい、次のレッスン時に発表してもらいます。
原則、自分の好きな本を読んできてもらいますが、教師や他の参加者が推薦したりアドバイスしたりする場合もあります。また参加者全員、あるいはパートナーと同じ本を読み、レッスン時に議論してもらうこともあります。

システムと授業料

少人数制:1~6名程度

対象年齢:低学年コース(原則、小学校1年〜3年)
     高学年コース(原則、小学校4年〜6年)

場所  : 西荻窪v-net教室
    
開講日時:毎月土曜日16:30〜18:00
     高学年コース:第1・第3土曜
     低学年コース:第2・第4土曜
※それぞれ30分ほど延長の可能性あり。

授業料 :¥3,000(税込)
      ※参加回数に応じた月謝制

※お電話での対応が難しくなっております。お申込み、お問い合わせのの際は、こちらにご記入ください。


モノ書きくらす

文章を自由自在、いつでも好きなようにかけること。それが読解力と並ぶ、あるいはそれ以上に大切な国語力の柱であることは言うまでもありません。「モノ書きくらす」では誰もが物書き、作家の気分。「モノ」をつくるように、楽しく文章を書く力を養えます。
「国語の個人レッスンを受けるには早いが、文章記述力だけでも先に伸ばしておきたい」、「学校の作文をすごく嫌がる」、そんな場合には先ずこの「モノ書きくらす」に参加してみてください。
初心者コースでは抽象構成作文法をマスター、誰でも作文を簡単に「作れる」ようになっちゃいます。上級者コースの生徒はまさしく作家! 自分で決めたテーマにそった物語やエッセイを自由に創作してもらいます。


場所:V-net教育相談事務所 
日時:土曜
   10:00-1:100 (初心者コース / 上級者コース)
   
対象年齢:小学3年生~小学6年生
授業料:1回3,000円

※授業料は参加回数による月謝制となっております。


お申込みの際は、こちらにご記入ください。
※「モノ書きくらす」は電話での対応が難しくなっております。


READ ALOUD!!

Read aloudとは何か? それは英語をチャンク(意味のかたまり)ごとに音読するメソッド。英語の「てにをは」――語順や単語イメージのつながりを、「音」とともに自然に体得させるメソッドです。
英会話では、こうした言葉の「てにをは」が身につきにくい。逆に学校英語は文法単語の暗記ばかり。これら両者の欠点を補い橋渡しするのが、Read aloud! だから英語を学ぶ世界中の子ども達は、最初にこのメソッドを学びます。それどころかアメリカの政治家は、演説の前に必ずRead aloudを実践するとも言われます。
そこでV-netでは、日本におけるRead aloudの第一人者・上野尚一先生中心に、日本人英語指導者だからできる、「日本人による日本人のためのRead aloudのグループレッスン及び個人レッスンを実施しています! 学校や塾では習えない、英語学習のホンモノを、体感したいという方はぜひ、この機を逃さずご参加下さい!

【システムと授業料】
・対象年齢:6歳~12歳(応相談)
・授業時間:60分/月2回(多数の参加者の場合90分)
・料金:15,000円 (月2回・月謝制)
・日時:現在、個人が主体になっておりますので「日時」は応相談

【内容】
英語の発音・発声の基本をマスターした後、『マザーグース』の童謡や、シェル・シルバースタインなどの英語絵本を教材に「音読」レッスンを行います。状況によっては英語の童話、例えば「くまのプーさん」なども教材として扱いたいと思います。
※ 可能であれば、ICレコーダー等をお持ち下さい。授業は全て録音可能です。家庭学習にお役立てください!
※ 「日本人のためのRead aloud!」のテキストおよび音読CDもございます。お気軽にお問い合わせください!

【場所】
西荻V-net教育相談事務所


リベラルアーツ

「リベラルアーツ」とは何か。それは文字通り、リベラル=「自由」のための技術のことである。古風な言い方をすれば、単に「教養」ということになってしまうのであるが、ここではそのコアを「高級読書に基づいた言論能力」と抽象したいと思う。
私たちは何のために学習するのかーそれは、今よりさらに「自由」になるためであり、世間のあらゆる情報に惑わされず、「主体」的に判断行動する人格を培うためである。リベラルアーツは、かつては旧制高校の寮で実践されていた。古典的良書を懸命になって読み、それについての先輩や友人との徹底的な議論により、揺るがず動ぜぬ言語能力を獲得する。その上で大学で学ぶ。我が国のリーダーの多くはこうした人たちの中から輩出されて来た。その通り、アタマを良くする究極の教育環境設定とは、良書を学んだ上でそれについて徹底的に議論することなのである。
教育を、獲得可能な「技術」を与えるものととらえた場合、それは究極のところ「言語能力」ということになってしまう。問答も、授業も、テキストも、テストも、参考書読みも、面接試験も、小論文も、みな言語によって行われる。アタマが良いとは、言語による了解と解答の能力と言っても過言ではない。理科や数学でも、書かれたものを読んで理解できればそれでOKなのである。また、数学は、「数学的記号言語」を用いた高速言語学習ととらえることもできる。どこまで行っても学ぶことのコアには言語理解があるのであり、このことの獲得があれば、あらゆる試験や社会生活をこなすのは容易いことになる。また、判断力、説得力に優れた有為の人物になることができる。
そのためには、音読、作文と言った能力をベースに、その上の世界重要古典の通読とそれについての議論をする場が必要である。それが、このコース設定の主旨である。

リベラルアーツ2019について

V-netリベラルアーツは、後の世の思想の柱となった古典中の古典を読むことによって、あらゆる人間の思考形態を観察し、それを教養化し、他のあらゆることの知的理解を向上させることがその目的である。実際、これまで連続した結果、参加者の国語理解力の増強は著しく、これによってやや高度な本も楽に読めるようになっている。また、自分たちなりの視点や観点をも有して鋭い意見や見解を述べることもできるようになって来る。ある意味でこれは、学校教育の真逆の試みであり、個人が自発的に主体的に文献と関わる、わが国伝統の会読学習法を復活させる試みでもある。本年は、さらに自分の考えを文章化して発表し合うことをも押し進め、より単純に国語的思考力を伸ばす可能性を探りたいと思う。


<初級コース>—初参加者向け
毎月第1第3土曜日の18時より会講(20時終了)

テキスト:『論語』、『スッタニパータ(ブッダの言葉)』、『ソクラテスの弁明』、『旧約聖書』、『新約聖書』、『老子』、『韓非子』、『臨済録』、『バガバッドギーター』、『クアルーン』(以上岩波文庫)など。4月6日からは『論語』を読む予定。

<上級コース>—上記をおおよそ読み終わった者が対象
毎月第2第4土曜日の18時より会講

テキスト:基本的に古典・聖典を渉猟するが、参加者との討議で次に何を読むか決定する。3月23日からは『旧約聖書—創世記』を読む予定。その次は『孟子』を読む予定。

講師:松永暢史
会費:1回5000円。飛入りも可。(大人の参加は、1回3500円)
上記古典の音読理解と、それに基づく徹底議論と、自己見解作文→ブログ発表。


V-net理念

「個」を生かす教育

Not for “all”, but for “Every”――。
V-netでは、生徒たちを「All」(総体)とは見なしません。常に「Every」(個々人)と認識します。


V-netのレッスンは、松永をはじめ、自らの指導方法や教育メソッドを持つ熟練教師たちが、個々の生徒の能力、特性、習慣などを観察把握し、それに基づき、生徒一人一人に合った指導方法を合理的変幻自在に用いるものです。
それは、たとえばスポーツの個人のコーチングに近いものだと思います。
つまり、ここには「型」がなく、生徒一人一人によって異なる指導が直接行われることになります。
変わりゆく教育の現状と新しく生まれてくる生徒たち、一般教育が行き詰まるのは、そこに「型」を当てはめようとするからだと私たちは考えます。
学校教育のような、いわゆる集団授業に限りません。一般の個人指導や個別指導でも、すぐに「型」にとらわれてしまいます。
能力が充分ではない教師は、どうしても「型」に当てはめようとして、結果的に個人指導の本質の個人対応がおろそかになってしまうことが多いのは笑えない事実です。「個性」に反する教育を受けている生徒の方も辛いだけでしょう。
V-netでは、生徒一人一人によって、完全に対応を変えることを旨とする、プロによる「直接指導」を行っています。

「対話」・「知的啓発」・「エネルギー交換」

そして、そのコアとなるものが、「対話」と「知性啓発」と「エネルギー交換」です。
生徒の知的関心を思いっきり引きだしてあげること。同時に、彼らのアタマだけでなく、ココロをも元気に、活性化させてあげること。
そのためには「他者」との、そして「自己」との対話を行える、充分な力を養ってあげることが大切です。
レッスンを通して、これらがなされるには、教師自身が旺盛な知的好奇心を持ち、対話を含む自己の活動に積極的な人物である必要があります。
V-netの教師たちは皆、それぞれが熟練教師としての顔とは別に、芸術家や文学者、研究者といった顔を持っています。実は、そのように多方面で活動していることは、以上の「対話」・「知性啓発」・「エネルギー交換」をレッスンで行うために、欠かすことのできない素養なのです。
つまるところ、単に勉強を教えるだけでの教師では、真の意味で生徒のアタマを良くすることはできません。
何となれば、教育とは全人格的な行いであるからです。
またV-netでは、野外での「焚き火の会」や、文化施設をめぐる「フィールド・ワーク」を頻繁に行っておりますが、これらも知性の啓発や心身の活性化を目的とした、V-netの理念をレッスン以外の場で具体化した活動であると言えるでしょう

受験勉強の前に体得すべきこと

受験学習で必要なのは、論理的思考能力と記憶するテクニック、そしてそれに前提する日本語了解能力です。
これらの整備なしに受験勉強に臨んでも、ただ子どもが疲弊する結果だけが与えられます。
どうして勉強して能力が停滞するのか、我々はこのことに強く自覚的になる必要性があります。
自ら学んだものは大きくモノになるが、他から強制されたものは、小さな成功しか保証せず、しかも発想力の乏しいつまらない人間を作りがちです。これは受験成功だけに思いを寄せた結果の悲劇を呼ぶことに繋がります。
V-netでは、まず学習の基となるものを体得させ、それを縦横無尽に伸ばして行く勉強方法を推進します。
その具体的方法とプロセスですが、V-netでは受験勉強開始に先駆けて、まず、日本語の文章が読めること(音読)、日本語の文章が自在に綴れること(作文)、そして、暗算ができること(サイコロメソッド)、パズルをする習慣を積ませることを重視しています。これらの能力が整わないうちに受験勉強に突入することは全くの無意味です。というよりも、これらの能力の延長線上にこそ、受験学習の構築が可能となると考えています。

子どもを壊さない受験指導

現在、受験教育は多様化してその対処法は画一的なものでは成り立ちません。
生徒それぞれの「適性」もあるでしょう。感性や好奇心の方向性もあるでしょう。成長速度の違いもあるでしょう。それらを無視することは「人権侵害」であると捉え、元々の資質を破壊しないでナチュラルな伸長を導くことが肝要と考えます。
すでによく発達した子ども、いまだ発達の前段階にいる子ども、どんな子どもでも、その人間なりにナチュラルに成長する「使命」があるはずです。それを無視して子どもに無理矢理教育を施すのは、後々必ず禍根を残す間違ったやり方です。
V-netでは、個々の生徒に合った受験態勢に導くことが、結果的に将来、子どもたちに心から感謝される教育であると考えています。
他者に打ち勝つことより、自分自身の成長を実現することを第一義にしようとするのがV-netの受験指導の指針です。

進学後にこそ伸びる受験教育を

つまるところ、私たちは新しい観点に立つべきなのです。
受験成功のために勉強させるのではなく、進学後に伸びる教育を与える――このことを考えることが第一義だと思います。
つまり、苦しんだ末に一過性の暗記知識を獲得するよりも、楽しんでアタマを良くして、結果的に受験にも成功するし、進学した先でも成績が伸び続けるようにする。
現在の努力が先の「楽」を生むこと、同時に学問するということの意味の本質を実感させるということ。
努力することにより、アタマが良くなることを実感させること――このことの認識と習慣こそがV-netの教育の目的です。