この音読法は「読み書き」の土台

音読法とは、松永暢史が提唱する、日本語における特有の音・リズムを体得することによって、国語能力の基本である「読む・書く」能力の土台を築くメソッドです。 これは、文章をすらすらと読み、書けるようになるためには、言葉を意味内容で覚えるよりもリズムで感じ取る方がはるかに体得が速いという現場の体験と確信に基づいたものです。

一音一音切って読む。

具体的には、古代日本語を一音一音区切って正確に発声し、その上で万葉・古事記・古今集の音読を手始めに、平安・鎌倉から江戸・明治と時代を追って、過去に良く音読された文献を体感していきます。 原日本語のリズムで確実に一音一音切って読めるようになったあとは、今度はその読む速さを高めていきます。言うまでもなくこれは、サルには無理だが人間なら誰でもできる訓練法です。 古今の名文を一定以上の速度で正確に読めるようになれば、皆さんの国語力は大きく自然に向上します。すると当然お子さんの国語力も上昇し始めます。コミュニケーションに物怖じしない、自己学習能力の高い子どもへと成長させることが可能となります。

名文の冒頭部分を音読

日本で昔から読まれ、今なお読み継がれている名文と呼ばれる古典があります。
そうしたものは連綿と日本で日本語を扱う人々に影響を与え続けてきました。
ということは、現代の文章を書いている作家だって、それらの古典の影響下にあることは明らかです。
この音読法では、そうした読み継がれてきた名文を古代から現代まで読み通すことで、日本語独特のリズム・語感を習得することを狙いとしています。